サーフィンを始めてみると「なかなか思い通りにパドリング出来ずに前に進まない」「波に乗れない」「サーフボードの上に立てない」などなど、さまざまな悩みが出てくることと思います。
この辺りで、もどかしい気持ちに打ち勝ちサーフィンを続けるか、それとも全然出来ない自分に負けて挫折するかどうかが分かれてきます。
あなたはどっちですか?
この記事では、サーフィン初心者の方が上達するための方法などについて解説していきます。
サーフィン上達のために大切なことを伝授!
私はサーフィンを始めるまでは、「ボードの上に立って波に乗るだけでしょ?簡単簡単!」と、たかをくくっていました。
しかし、いざサーフィンを始めてみたら、自分が思っているよりも自分の体が動かず、ボード簡単に操れず、波に巻かれてブルーになって、陸に上がってボーッと海を眺めていた時もありました。
「誰もが通る道」だと言われても、こんなにできないものかと思い、何度も挫折しかけました。
今でこそ楽しくサーフィンを続けていますが、初めの頃は何度も挫折しそうになり、それでもなぜか海に行きたかったんです。
その頃から海の魅力に取りつかれていたのかもしれません。
今では、上手とは言えませんがそこそこ乗れるようになりました。
ここで、サーフィン上達のために大切なことをお伝えします。
それは「3ヶ月間は諦めずに頑張ること」です!
「え?精神論?」と思うかもしれませんが、サーフィンは忍耐のスポーツと言っても過言ではありません。
なんたって挫折して辞めていくのが非常に高いスポーツですから。
サーフィンは海を相手にしますので、毎回出会う波は違い、さっきうまくいったから次もうまくいくとは限りません。
さらに、サーフィンは上手な人ほどたくさんいい波に乗っていきます。
たま〜に心優しいサーファーが波を譲ってくれることがありますが、それは超稀なケースです。
ほとんどのサーファーはいい波を求めて海に入っていますので、波数が少ない時は波の取り合い(ポジションの取り合い)になります。
特に初心者の方はそうですが、こんな中でサーフィンしていると、今の自分とのレベルの差に愕然とし、「こんなんじゃ波に乗れないし楽しくない!」と思ってしまうんです。
実際に私もそれは常に思っていました。
だってせっかく遠くの海に来ても、上手い人が乗っていくので全然波に乗れないんですから。
1回も波に乗ることなく帰ったことも多々あります。
初心者の方はそんな状態なので「何しに海に行ったんだろう?」という気持ちにどうしてもなってしまうんです。
それが何回も続くと「楽しくない」「つまらない」「できない」「やめよう」となってしまうんです。
サーフィン上達の方法!
では、それを解消するためにはどうしたらいいのか?
そもそも混雑している中に入らない・行かない!
いい波が割れている場所には、おのずと上手なサーファーがいます。
時間帯などによって変わりますが、ほぼ例外なくいます!
初心者のうちは、その中に入っていっても危ないだけですし、いい波には乗れても数回程度です。
ですので、そもそもそういった場所には行かない方がベストです。
いい波が割れている場所よりちょっと陸側に!
いい波に乗りたいのがサーファーというもので、サーフィンは上手くなればなるほどいい波が乗れるという弱肉強食の世界です。
とすると、先にもお話ししたとおり、初心者の方にいい波は回ってきません。
じゃあどうすればいいのか。
それは「いい波が割れる場所より少し陸側で波を待つ」という、これです。
理由として、波には周期がありいい波がどんどんくる時もあれば、ピタリと来なくなる時もあります。
要するに、上手い人が乗らないような、また、場所によっては乗れないような波をもらうのです。
上手いサーファーの「おこぼれ」を乗るのです。
言い方は悪いかもしれませんが、その方が波に乗れる確率は格段に上がります。
それでも混雑を避けたければ離れた場所へ!
それでもやっぱり人を避けたいと思うのであれば、多少波が悪くても割り切って違うポイントで入るか、人がいない場所を選びましょう。
波に乗る・トライする回数を増やしましょう!
前述したとおりですが、サーフィンは上手い人がたくさん波に乗っていきます。
なぜ上手い人はたくさん波に乗れるのでしょうか?
それは、たくさん経験していることから、どのように波が割れてくるのか、どこから乗ればいいのか、そういったことが分かるんです。
ということは、初心者の方もたくさん経験して、たくさん波に乗っていれば、おのずと波を選ぶ感覚が鍛えられます。
要するに、波に乗る回数やトライする回数を増やして、経験値を積むことで体が覚えるんです。
なので、とにかく海に行く回数を増やしましょう!
私が住んでいるのは海なし県で、サーフィンできるポイントまでは車で2時間半ほどかかります。
しかし、初心者の頃は毎週海に行き、朝から晩までサーフィンしていました。
そして夜は車に泊まり、また次の日の朝からサーフィンするといったことを繰り返していました。
かなり疲れますが、その疲れこそ成長の証と信じて海にいました!
海が近い方は、毎日とは言いませんが、そのくらいの気持ちで海に入ると上達が早いです。
私と同じく遠方の方は、予定が空いている時はなるべく海に行くようにしてサーフィンすると、確実に成長を実感できます。
また、サーフィンをやっている友人と一緒に海に行った時は、片方が波に乗った後に見ていて気がついたことなどをフィードバックしたりしています。
自分では出来ているつもりでも、他の人から見たら出来ていないことが多々ありますので、それは非常にありがたいです。
サーフィンしていない時の上達方法!
サーフィンをしていない時や、海が荒れたり波がなかったりした日は、サーフィン動画を見まくったり、サーフスケート(スケボー)を買って陸トレしています。
やっぱり上手な人のライディングは全く違いますし、波の乗り方もとても参考になります。
家の中でテイクオフの練習もしていました!
そのくらいハマっていました!
というかそのくらいの気持ちじゃないと「上達できない」と思ったんです。
そして、その陸トレの成果を海で発揮するのです。
イメージは非常に大切です!
まとめ
今回は、サーフィン初心者が上達する方法について解説しました。
サーフィンにおいて、メンタルは非常に大切です。
そのメンタルは、日常の生活にも活きていきます。
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